堪野道流
自他共に厳しい医師の甫は、溺愛する弟と恋人になった部下の仲を見せつけられ、やけ酒で泥酔した。路上で寝込んだところを生花店店主の九条に拾われた甫は、「あなたを慰め、甘やかす権利を僕にください」と笑顔で押し切られ、添い寝までされてしまう。かい…
メス花の7冊目です。紆余曲折あってかっちりと公認パートナーになっちゃった二人なんですが、あとは破局以外にとくに事件も起こり得ない程のかったい結びつきようなので番外編の同人誌読んでるような感覚ですよ。 今回はお互いの過去を見つめなおすお話です…
図書館でちまちまと借りてた奇談シリーズですが『人買奇談』から『堕天使奇談』まで読破しました。30冊近くのシリーズを通して読めるなんて、私もまだまだいけるな、根気はあるんだぜ!!と思ったりして。 しかし、予約多数にて『現人奇談』最新刊の『焔炎奇…
図書館で椹野道流先生の『奇談』シリーズを借り続けてはや20冊オーバー。最初はやたらとおとめチックな表紙がアレで、いい年した妙齢の女性が借りるものではないだろうなと予約カウンターの視線を受けるのがちょっと恥ずかしかったのですが、最近は全然。…
図書館にてシリーズもののBL(ほぼラノベ状態)を借りております。長い長い道のりだと思っていたのだけど、現在20冊を突破ですよ。オイラ、意外とこういうの行けるかもしれない!!つうか先が見えてきちゃってつまらない!!もっと先生はこれを書くべき…
これはBLというか、ほんのりBL風味と言うか、主人公の天本氏(26)と敏生君(18)はくっついていなかったんですよ。 好き好きいいあってるんだけど、家族というかそんなイメージでほのぼのと生活し、妖魔と一戦交え、常に死にかけていらっしゃるんですがね。…
トラウマから他人と接することに怯える小説家の斎藤和は、ある夏の日、暑さにへばっていた黒猫を介抱した。以来通ってくるその猫・クロスケとのささやかな交流に安らぎを覚える和の前に、突如、猫耳尻尾付きの全裸男が現れる。自らをクロスケだと主張する彼…
【月の涙は銀の雨/椹野道流・著】 ■甘い度 皆無 ■攻の(恋人への)執着度 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ■受の報われなさ度 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 兄・展之が事故で亡くなった日、朋哉は展之の解剖を担当する医師・月森から激しい暴行を受ける。「どこも似ていないじゃないか」謎め…
堪野道流先生を制覇するため、予約して図書館で借りております。 ちょっと乙女チックな表紙で、こんないい大人が借りるモンじゃない感じです、いかにも『たのまれちゃってぇ〜』感を演出しつつ窓口にて引き取るんですがね、絶対顔ばれしてるんで今さらって感…
職場での友人から恋人へと関係を深めた耳鼻咽喉科医の京橋と売店店長代理の茨木。茨木の穏やかな愛情に満たされていた京橋だが、近頃気になることが一つある。それは茨木の秘密主義。京橋のことはどんどん知られていくのに、茨木は自分のことをあまり話さな…
持ってった本は全部海辺と機内で読破してきやした。堪野先生、すげえよかった!久しぶりにハッピーなシリーズものを読んだ気がする。右手にメス、左手に花束 (二見シャレード文庫)作者: 椹野道流,加地佳鹿出版社/メーカー: 二見書房発売日: 2000/10/01メディ…
そして続編です。1でジェレミーの心の傷を受け止め、家族として心で結ばれた二人は、航洋の住むフラットで暮らしはじめる。 そんなある日、かつて航洋の親友と自分を二股かけた上に手ひどくふった元彼女のナツメがイギリスにきた。よりを戻そう、日本に帰ろ…
ジェレミー(ブライトン在住の青年)×航洋(イギリスで自分探し中の元医学生) 攻のトラウマ度・稲妻級 本当に自分のやりたいことを見つけるために、親の反対を押しきって医学部を退学、イギリスの港町、ブライトンにひとり留学した航洋―。英語もうまくしゃ…
ウィルフレッド(北の死神と恐れられる検死官)×ハル(死神のカラス) 旦那様が素敵度・惑星級 検死官ウィルフレッドの助手兼恋人になったハル。折に触れ、包み込むような優しさで、ほかの誰でもなくお前が大切で愛しいのだと教えてくれるウィルフレッドに、…
ウィルフレッド(北の死神と恐れられる検死官)×ハル(孤児院出の男娼) ハルの可愛さ度・犯罪級 港町マーキスで検死官を務めるウィルフレッド。耳慣れぬ職業、銀髪に暗青色の瞳、高い身分を持ちながら社交界に出入りせず独り身を貫く彼はいつしか人々の間で…