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図書館でちまちまと借りてた奇談シリーズですが『人買奇談』から『堕天使奇談』まで読破しました。30冊近くのシリーズを通して読めるなんて、私もまだまだいけるな、根気はあるんだぜ!!と思ったりして。
しかし、予約多数にて『現人奇談』最新刊の『焔炎奇談』は未読であります。
想像ですが、たぶん相変わらずまったりと生活しつつ妖しと戦い死にかけておられるのでしょう。だんだん慣れてまいりました。
ただ、トマス氏の出現でそれまでの流れがドロドロとしてきてちょっと苦しくなってきます。あやつが暗躍してるせいで天本先生は敏生君とムニャムニャできないんだぜ、天本先生の鉄壁の理性が崩れつつあるんですが、私の想像ではこの二人はたぶんシリーズの終わりまでなにもないと思ったりする…。もういっそトマスは死んでしまえばいいのにとか思ったりする…。
んで、奇談の中に颯爽と登場する妖魔の術師、辰巳司野がいるんですがね。人気があったからか、奇談でエロが書けない先生が切れたのか…。司野氏と下僕の正道君でスピンオフが存在しているんですよ。
もともとあからさまなほどBL設定の二人なのでこうなるのは至極当然なんですが…。
シリーズ6冊、読破でござんす。
- 作者: 椹野道流,唯月一
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下僕とか、餌とか…。ヒィィ。お食事タイムがエロです。
- 作者: 椹野道流,唯月一
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正道をひき逃げした真犯人に思い知らす話。だんだんと正道と司野の間にラブが生まれてくる!暑…。
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椹野先生の大好きなイギリスが舞台だぜ、無意識に嫉妬してしまう司野に殺されかける正道…妖魔の愛は激しいんだね!!暑い…。
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司野のライバル出現、1000年越しの因縁の対決が…。正道が思った以上に強かった、なんつうか奇談における敏生ポジションになってきた…。それにしたって、愛のヒートウェーブって!!暑いぃ!!
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毎週土曜日はお勤めの日でございます。しかし司野は5歳の正道君には悪戯をできなかったようです。ホッとしております…。回を追うごとに正道くんの司野への想いの一途さが、なんというか、病的なほどです…。
- 作者: 椹野道流,唯月一
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正道の一途な思いがスパークしちゃってるらしい6冊目ですが、なんつうかちょっとツッコミ入れたくなる展開でした。
1000年前の司野のご主人さまが復活宣言かましちゃうので、きっとカギロイのご主人との対戦再びとか今後はそういう展開になっていくのでしょう…続きは!!
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しかしさ、イラストはあかま日砂紀先生じゃないんだよな。唯月先生といえばメス花の初期の絵師だぜ。
レーベルが違うから当然なんだけども、奇談の思い入れ抜群な私にはなんつうか違和感が…。とくに正道、おまえ小学生かってくらい幼い。司野もイメージが違うのう。司野はもっとこう、クールでシュッとしたイメージがあったんですけども…。
このシリーズには奇談からのゲストが早川氏くらいしかいないのですよ。敏生君とはお友達のはず、チョイ役でも名前が出てくれたらよかったなあと思ったりする。