(二見シャレード文庫 ふ 3-15)" title="僕に雨傘、君に長靴 (二見シャレード文庫 ふ 3-15)">僕に雨傘、君に長靴 (二見シャレード文庫 ふ 3-15)作者: 椹野道流,鳴海ゆき出版社/メーカー: 二見書房発売日: 2009/09/18メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る江南(大阪弁外科医)×篤臣(男前法医学者)


メス花の7冊目です。紆余曲折あってかっちりと公認パートナーになっちゃった二人なんですが、あとは破局以外にとくに事件も起こり得ない程のかったい結びつきようなので番外編の同人誌読んでるような感覚ですよ。
今回はお互いの過去を見つめなおすお話ですね。
彼らの始まりが『江南が辛抱たまらず露天風呂で強姦in箱根』だったせいか、二人の中では『温泉』は禁忌となっていたんですが、敢えて二人で温泉地に行くですよ。そして見ないふりを続けていたそんな昔の傷を癒しあい、唯一無二の存在だと確認し合うんですけどね!!!
なんつうかこう、あれだよ。甘いを通り越して、なんか見ちゃいけないような恥ずかしさを感じます。ああああっ!!て感じです。
ゲロゲロ甘なお二人の日常をコンチクショウ見てられッカ!となりそうですが、私はこの二人大好きなんでこれからも甘ーく暮らしていってほしいでありますw


もう一個は楢崎先生と江南が合コンにでかけ、居残りの篤臣が鬱々と揚げ物をする話でございます。
うあー、またまたあめえんだよコンチクショウ!うちもカレー味の鯵フライ決定だぜ!


なんつうか、この二人には埃すら入る隙間もないんですわ。もう愛だね、愛。
そんな二人を「理解できない」という楢崎先生。この数年後にまんじ君が転がり込んでくるんかな、と思うとちょっと嬉しくなったりしますよ!
しかし、同じマンションに京橋・茨木カポと楢崎・まんじカポと江南&篤臣夫夫が住んでるんですよ、素敵だぜ!!


フシノ先生は相変わらず日常描写がとても素敵。あの先生に書かせるとなんでもない日常の営みがとても愛しく、輝いて見える。
いいよいいよもっとガンガン書いてほしい!(奇談含む)