7冊目・強面バーテンダー様は意外と若いせつなの夜に触れる花 (角川ルビー文庫)作者: 崎谷はるひ,おおや和美出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2010/11/30メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 7回この商品を含むブログ (3件) を見る

幼い頃、危ないところを江上に助けられた教師の大貫京。そのせいで彼の人生を変えてしまったと知った京は、江上に謝罪したい一心で彼を捜し、ようやくアークティックブルーという店で働く江上の情報を得る。ところが、数年ぶりに再会した江上に京は高鳴る胸を抑えられず、慣れない酒をあおって倒れてしまう。それをきっかけに江上と距離が縮まるものの、思いを告げられずにいたある日、京は思いがけない事件に巻き込まれてしまい…!?『ブルーサウンド』シリーズ最新作。 (あらすじ)


ストーリーの8割をエロに割り振るはるひ先生について行けなくなりつつあるのですが、ブルーサウンドシリーズは好きなんです。特に(今回は出てこないが)湘南の店長が。
前回2冊出たエロ短編集は正直『ついてけねえ!』になってしまったのですが、これは完全新キャラということで超期待ですよ!!


過去に自分を助けてくれた恩人に一言お礼を言いたくて執念で探す京。
ようやく恩人である江上を捜し当てたものの、職業はバーテンダー!不慣れなバーに通いつめ、飲めない酒も根性で飲みつつもなんとか一言を言いたくて距離をつめていくのですが…。自分のせいで江上の未来を断ってしまったことが引っかかってしまい肝心の自分の正体を明かせないまま微妙に時は過ぎてしまいます。
江上は江上で、いろんなことに不器用で危なっかしい京を放置できない。目の前にチラチラする京が気になって気になって仕方ないのですが、不器用な大人はさりげなーい仕草で示すのでありますよ!ぬうう!ナイス大人!!
でももっと江上さんは大人だと思っていた。40代は余裕だと思っていたのに意外と若いのでびっくりですよ!でも個人的には40代がストライクだったと思う!!


しかしまあ、京は自分の気持ちに気づいたら一直線で気持ちいいくらいです。とにかく必死。
これをウザイと感じるか一途と感じるかで評価は分かれるんじゃないかなと思った。
でも崎谷先生にしてはエロは控えめだなあと思った。これならいろいろと安心だね!!


一輝が出てきたんだけどお相手は影も形も出ず。私的にはこのカポはいまいち好きになれないので別にいいか!!