■暇なのに忙しいんだがッ

年末だからでしょうか、落ち着かん。
落ち着かないのであまりPCの前に座る時間がない、更新もままならない!しかし読むもんはちゃんと読んでますよ、積んであった11月の新刊は残すところあと2冊、許可証と木原先生(船)です!!
…ええ、許可証なんですが真っ先に読もうと思ったんですけどね。なんというか、まだ読めてないっす。弘がどうなるのかちょっと怖いんで…結構厚みもあるし、あれは年末の帰省用にとっときます!


■忙しい人のためのまとめ(11月分駆け足感想)■

愛を乞う (キャラ文庫)

愛を乞う (キャラ文庫)

便器、便所、肉奴隷という文字が舞い踊る純愛学園モノ。ハードエロスなのに意外なせつな系!!自分的お気に入りは『とにかくやりたいのでホテルに行こうとする高校生二人』このシーンはなんか、リアルですねw
受、攻ともに『愛を乞う』姿が胸に痛いです。この本に出てくる親というのはどちらも最低なんですが、とくに受の母は醜悪すぎて吐き気がしました。後味悪い…。
恋ひめやも (キャラ文庫)

恋ひめやも (キャラ文庫)

ノンケ眼鏡(教え子)とゲイ教師が卒業後に再会。愛になるまでが超もどかしい話。途中まで眼鏡がずるい、最低!と思って読んでましたが、後半の先生は激烈臆病がゆえに超卑屈。卑屈受はすきだけども…。
あと、眼鏡の婚約者あっさり引き過ぎで拍子抜けであります。ものすごい嫉妬深くて執着する女のはずなのに…。ここで「あんたを殺してウチも死ぬゥ」みたいな修羅場が展開されるんかなとかおもったのに、あっさりビンタ一発で終了って、そりゃないぜ!!
夏服 (幻冬舎ルチル文庫)

夏服 (幻冬舎ルチル文庫)

高校2年生の先輩と1年生の後輩。先輩に恋していると認め、グラグラと揺れ動く普通の高校1年の受!この本で泣いてしまったのは、私にはこんな『キラキラした思い出』が無いためだと思われます。夏空の下、先輩の背中を追いかけて自転車で坂を滑り降りる情景がとても素敵でした。二人ともこれからもずっと一緒に暮らしていけたらいいのう。
普通先輩後輩というとわりと後輩が一歩ひく感じになるのだけど、この後輩はガンガン言いたいことを言う。それを先輩が1年年上ということでちゃんと受け止め、言うことは言う。いいなあ、いいなあ。杉原先生にしてはポップンな感じで明るく読めるーぅ♪と思っていたんですが、胸に迫ってきました…いいなあこういうの。青春だなあ。