★★★★★  オチを知ってるのに、こんなに泣けるのはどうしてなんだろう!!Fly me to the Moon (幻冬舎ルチル文庫)作者: 雪代鞠絵,テクノサマタ出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス発売日: 2009/03/17メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見る浅羽(悠に優しく食事を与える若手弁護士) × 悠(15にして天涯孤独の苦労人、お菓子大好き)


天涯孤独の少年・悠は、バイトの帰りに偶然知り合った弁護士・浅羽と、週に1回おいしいご飯を食べに行く不思議な関係になる。寂しさや辛いことさえも受け入れて、ひとり慎ましく暮らしてきた悠は、浅羽の優しさに触れるうち、次第に彼を好きになってしまう。しかし、浅羽が悠に優しくするのには理由があって!?可愛く切ない歳の差ラブ。描き下ろし短編も収録。 (あらすじより)


3月にルチルから文庫化された本。ずっと前にブログでおススメしていただいて読んだんですよ。私この本持ってますし、何度も読んで泣いてましたよ。なのになぜか買ってるし!!
実は、3月末に実家に帰った時に読むと決めて持っていった崎谷先生の某シリーズものが1冊目から私の機嫌を損ねてですね、残りの本を読む気になれなかったのでついやけを起こして衝動買いしてみたんですが。


うん、いい話は何度読んでもいい。
あしながおじさん的な存在の浅羽先生と、誰にも頼れないと必死になって頑張ろうとする悠がすごい良いんですよ。寂しいこと辛いことを甘い物を食べる事でごまかそうとする悠が…はるかあああああぁ(号泣)


私こういうのものすごい弱いんです。雪代先生の年の差物は何と言うか、泣ける!!読み終わったら目が真っ赤になりましたぜ!!
個人的には新書版のイラストの方が浅羽がカッコいいので好き。ただ悠はこっちの方がかわいい。くそ、足して二で割りたい!!
「両想いになって可愛くてたまらない悠が大人になっちゃう!」とちょっと焦る浅羽先生のお話が書き下ろしとしてついててお得でした。名作!!


おいら雪代先生の本は何冊か読んでますが、そのたび年下の受が「大人の攻様が俺にエッチしてくれないのは何故!?」とやきもきしている気がしますがそれは先生の嗜好なんでしょうかね。