★★★★☆  私の神・安元様は濡れ場は苦手なのか少々アレだと思うのだが…w[rakuten:nk-book:10002709:detail]仙介(cv 安元洋貴)× 春巳(cv 鈴木達央)

 
モデルの相原春巳には奴隷がいる。デカくて力持ち、家事もでき、自分の命令をなんでも聞く男。そんな都合のいい奴隷・真部仙介は理系大学院生。春巳とは幼馴染みだ。高校卒業の時、仙介に告白されプロポーズのように申し込まれた同居を始めてから4年。セックスの真似事はしているが、ホモじゃないから最後まではしない― そんな春巳に仙介は……!? (あらすじより)


北嶋 春巳が 牧田和巳36歳 仙介をこれでもかと振り回して振り回して散々振り回した揚句、我慢の限界を超えた仙介がブチ切れるお話だった。CDの尺を限界まで使ったようで、2枚組と思われるほどびっちりと、原作にかなり忠実に作られておられました。なのであまり端折られてないところが良い!


この話は賛否両論あるとおもうんですよ。私は大好きなんですけどねw
この春巳をかわいいと思えるか天誅を下したくなるかでこの話は変わると思う。
いつもだったらおそらく真っ先に地中深く埋めたくなるような子だとおもう。しかし話が進むうちに可愛くなってきて、さらにベースにある物がちらちら見えてきた時にはなんかかわいそうになってしまって…。牧田さん 仙介が激怒して 北嶋 春巳が深く傷ついてアパートを出るシーンなんか、「牧田さん 仙介ェ―――!!」と思わず声が出てしまった。仙介は全然わかってないって言ってたけど仙介だって春巳のこと全然わかってない!まあ春巳はめちゃくちゃわかりづらいのでわかるわけないとは思いますが…。


春巳の声は透過性〜の北嶋でおなじみの鈴木達央さんでした。彼の声は女声なのか濡れ場の演技はほぼ女性ですよ、エロすぎ!!それにしても彼の声はツンデレのためにあるような声でございますね!
最後のトラックの「お前のホモ男っぷりには頭が下がるねッ」てセリフの言い回しがめちゃくちゃ可愛かった、コロッケのくだりもかわいい!!今までのアレやコレもこれですべて許せるってもんだぜ!!これは鈴木さんの功績だよね、彼が演じたから春巳の好感度が地の底まで行かなかったんだと思うよ!!
牧田和己36歳で神と認定された安元様がお相手でした!相変わらず素敵なお声ですが、彼は濡れ場がいまいちアレな気がする…なんかね、妙にリアルなんだよ!しかしそこがいいのかもしれない!!少年時代の仙介も演じておられましたが、声が大人すぎて………w


予約特典のフリートークも面白かった!安元様はいつも直球、言葉を飾らない彼がとても素敵だと思った。atisの特典で5枚ポイントを集めるともらえるという非売品CDのど飴シリーズに、安元様と鈴木達央さんが加わるという!ちょうど手元には6枚あるし、開始されたらぜひ申し込むぜ!!


そういやあ、しばらく読んでないけど砂原先生の読みたいな〜、4月に出るって言うけどどんなのかな〜。久しぶりに砂原先生のお話に触れた感想として、先生の作品でよく見かける「砂原ワード」は『ピンク色』と『先っぽ』だとおもいましたwイヤン


PS このお話の最も好きだった場所が端折られてる。春巳がなぜ『ホモ』に対して頑なになるのか、その理由がちょっと希薄だった気がする!!
  あそこがないと春巳がどれだけトラウマを抱えていたのかうまく伝わらないだろうに!!やっぱりほら、原作を読んでからCDに行かないとだめだ!