カメラ in 鼻

少し前からのどが痛い。首筋からのどにかけて痛みを感じ、飲み込む時に違和感を感じるようになっていた。
以前は『本の読みすぎで筋が痛いんだろうな』と思いこもうとしていたんだけど、ここまで違和感がひどくなるとそうも言ってられなくなった。
私がずっとあごの下を抑えているのが目についたらしく彼に『今すぐ病院に行ってこい』といわれて渋々耳鼻咽頭科に行くことになった。
私は割と体が丈夫で、ろくに医者にかかったことがなかった。なので医者が苦手だ。ズバリ慣れてないんだ!!


咽頭科の先生、めちゃくちゃ無表情。んでクールなナイスガイ。私の申告を聞いたあとに喉の奥をのぞいたあと、言葉少なに執事(っぽい看護師)に指示を出した。何この空気とか思っていると、奥の診察台に行くように指示された。
うわ、この先生はぜったいドS攻だなとか現実逃避をしつつ、奥にいって執事看護師に処置をされた。

一言「これを入れます」と言って結構太い黒コードを持ってきた。ちょww私胃カメラ飲んだことねえ!と恐怖におののいているとさっさと鼻から管を突っ込まれた。ノドじゃねえのか!?そういやあ鼻とのどってつながってるんだなと思い出した。ズルズルと何度か出し入れされて吐きそうになりながらも耐える。うええ。

しばらく鼻コードプレイに耐えて診察され、唾液の分泌が落ちているから薬で治すより唾をだす努力をしたほうがいいという診断結果をいただいた。ポッカレモンを大量に買って帰るように指示を受ける。

しかし、ありえない場所にありえないものを突っ込まれるのは結構ショックだった。アレほどではないにしても、受の気持ちがちょっと分かったような気がしたw突っ込まれる寸前はたしかに「ぎゃああああ嘘おおお」だったしな。
彼に話すと「俺は何度も突っ込まれたことあるからもう平気」とおっしゃっていた。漢だなあ、とちょっと尊敬した。