★★★★★   だって君、嫌がってないじゃない由利先生は今日も上機嫌 (ミリオンコミックス 84 Hertz Series 39)作者: 木下けい子出版社/メーカー: 大洋図書発売日: 2008/05/01メディア: コミック購入: 1人 クリック: 22回この商品を含むブログ (18件) を見る

  由利先生(変わり者の作家)×六車君(先生のためなら何でもします!)  六車君の愛らしさ度・激高 


幻堂出版に勤める編集者・六車君の担当は我が儘で気紛れで、だけど才能溢れるミステリ作家の由利京一郎だ。真夏に焼き芋を、真冬に西瓜を所望されても、たとえいきなり刀を突きつけられても、尊敬する由利先生の作品のためならと今日も今日とて奮闘する六車君だったが、戀にはとんと奥手で・・・純情可憐な六車君と気難し屋の由利先生の波乱万丈な日々の物語。(あらすじより)


私はBLにあんまり漫画という媒体を選ばないのですが、木下先生は別格なので!
変わり者で偏屈、それでいてわかりにくい愛情を傾けてくれる由利先生と、純粋に由利先生を慕い、力になるためならば何でもすると意気込む六車君の恋のはなしなんですが。
後半まで色恋とは別の世界のはなしなので「あれ、これはプラトニックかな、でもそれでもいいな」と思っていたのですが、後半は先生結構押していました。自分が読んだ木下先生の作品の中ではこれが一番色気があったと思う。
六車君のひたむきさが可愛い!自分で恋とは気づかないけど、先生に無理やり「恋心」を自覚させられたあたりなんか、あまりのかわいらしさといじらしさに鼻毛が全部持っていかれそうです。派手さは無いけど、木下先生の作品では一番好きかも知れない!!好き!