靴探索

コミックレンタルに通い、なんとかジャンプに追いつこうとする。
しかし、急に忙しくなった関係で、一日レンタル→マックで勢いで読破→帰りにポストイン というコースをたどることが出来ない。
毎日毎日、何でこんなに忙しいのかと思う。もっとのんびりしていてもいいはずなのに。
とりあえずリボーンを12巻まで読んだ。
なんつうか、リング争奪が始まったあたりから『ジャンプらしさ』がプンプンしてきてなんだかほほえましい。
連載開始→人気出る→トーナメントというジャンプの古来から伝わる黄金パターン、嫌いじゃないぜ。
個人的には主人公に好感が持てないのとだんだん細くなる線がちょっと気になる。
まあいい早く追いついて、ネウロだよネウロ。すげえ気になる!!


今日、ボランティアで詰めていたら子どもたちが困ったような顔で寄ってきた。
どうした坊主、と話しかけたら「靴が無いの」とのこと。
答えた男の子の片方の足には、確かに靴は無かった。


そのクラスの子どもたちの下駄箱を、小さなクラスの子どもたちが襲撃したらしい。
靴を全部床下や庭にほおりだしてしまったとの事。悪気があるわけではないけど、やっていいことと悪いことの指導は大切だ。
先生方は子どもたちを集めて懇々と諭していた。
しかし、あやまっていただいても諭していただいても、男の子の靴の片方は出てくるわけではない。
しょうがない、理事長にサーチライトを照らしてもらって床下を探索してやった。
理事長は頭がでかすぎて、床下に頭を突っ込むことが出来なかったらしい。
ためしに私が頭を突っ込んでみたらぎりぎり入った。入ったということは出るということ。思い切って全部突っ込んでみた。
初めてみるクラスの床下。なんだか、未知の世界だ。意外とひんやりして、ちょっと怖かった。
何度か角度を変えて頭を突っ込み、サーチライトの位置を指示。
そして靴を発見、真っ黒で、ぴったりと壁に張り付いていた。こりゃわかんねえや。手では届かなかったのでホウキで掻き出した。
先生にすごい感謝され、頭とかふくについたほこりを何人にも囲まれて払われた。
こういうのって、父兄が絡んであとですごい問題になるらしい。だから先生方が必死になっていたのか。
何事も無くて本当によかった。


いつも話をする方が目を赤くして近寄ってきて、本当にありがとうと言った。
どうやら、その方がこの件の責任を負っていたらしい。
なんか、私は人助けが出来たようだ。