■蕎麦とマカロン

土曜日、また彼が蕎麦を打ち始めた。


額に汗して黙々と蕎麦をこねる背中を見ていると『BL界は料理上手な攻ばかりで受がうらやましい』と真剣に思ってしまう。
今まで『受のために蕎麦を打つ攻、でもそれが劇的にまずく受はトイレと仲良しになり胃薬のお世話になる!』というのは見ないよ。
さらに『そんな受を見て、さらに上達しようと意気込む攻』ってのも見ない。リアルなんてこんなものだ。

しかし、何で蕎麦なんだろう、うどんじゃだめなんだろうか。


「うどんも食べてみたいな」(最大限の譲歩)というと
「うどんなんか誰でも打てる」という。


だったら打ってくれよと思うが、おいら余計な揉め事は避ける主義なのでいえないんだぜ。
今回は前回の失敗を踏まえたうえでいろいろと改良されていたが、あいかわらずの極太ですよ。ゆで時間だけは改善されていたので良しとしましょう…でも太い蕎麦ってうまくないよね!!早く飽きるといいのに。ヘイユーもっとうまいもの食わせれよ!!


…というのが露骨に顔に出てたのか、なぜか本日、急に大丸によった彼が『世界一うまいマカロン』を買ってきてくれた。おいらマカロンなんか食ったことねえんですが、この親指の爪くらいの大きさのマカロンが200円したってのが正直信じられない。ゴディバより高いよ…直径2cmって、小さすぎて喰った気がしねえや。初マカロンでしたが、こんな味なんだな…。