★★★★★ 全7冊読破!灼熱シリーズ総まとめ

灼熱の夜に抱かれて (プラチナ文庫)

灼熱の夜に抱かれて (プラチナ文庫)

■サイード×志岐
古代遺跡の発掘をしている志岐は、襲撃者にとらわれてアラブ式のお薬を使われてしまう。どうしようもない状態の志岐をいろんな意味で助けてくれたのは摂政のサイード様。かわいい志岐にメロメロになっちゃったサイード様が素敵。素敵すぎてめまいがする…王様なのに素敵ってどういうことなのかッ!(アラブの王様に偏見有)
灼熱の肌にくちづけて (プラチナ文庫)

灼熱の肌にくちづけて (プラチナ文庫)

■カシム×美樹
かつて事故で失った恋人を忘れることができず、傷心の美樹。
そんな美樹を強引に、かなり強引に、ものすごく強引に癒そうとするカシム。むむ、嫌がってるのに!!(でも結果オーライ)
前作でちらっと出てきたヒゲ面のカシムが実は王族、これぞ連作マジック。そしてゴージャス!!
灼熱の楔につながれて (プラチナ文庫)

灼熱の楔につながれて (プラチナ文庫)

■アースラ×洸
前作で出てきた無慈悲なテロリスト・アースラが「うつっちゃったかもしれない」ジャーナリストの洸のカメラを狙って暴虐の限りを尽くす。さらに自分らの秘密を知られてしまったとばかりに監禁!さらに暴虐の限りを(以下略)
これで洸はどうしてアースラを好きになれるのか、理解が…。
けんか腰だけどお互い認め合ってパートナーとなる、そこが良かった!ちゃんとシリーズの方々もお目見えです。アースラの弟がかわいい。
灼熱の闇に魅せられて (プラチナ文庫)

灼熱の闇に魅せられて (プラチナ文庫)

■サイード×志岐・再び
想いが伝わりゲロ甘のお二人が些細な価値観の違いからすれ違って行く。とことん甘やかし倒したい骨抜きサイード様と、『オレだって自立した男だ!』と主張したい(だが伝わってない)気の毒な志岐。そこに横やりを入れる、長髪の美貌の王族・ユサファ。
ユサファ様の宇宙人ぶりがおかしく、サイード様の「志岐は俺の全て!」という必死さもつたわる一冊。回を追うごとに志岐がカマっぽく可愛くなってくるような…気のせいか?サイード様やはり素敵。
灼熱のまなざしに射抜かれて (プラチナ文庫)

灼熱のまなざしに射抜かれて (プラチナ文庫)

■スーパー鷹藤×宇宙人ユサファ
志岐が諦めきれないユサファ様はあの手この手で志岐の気を引こうと必死。志岐が喜びそうな古代の石板を手に入れようとちょっと危ない地域にフラフラと出かけて行って当然のごとく襲われる。ピンチのユサファ様をお守りしたのは、偶然そこにいた日本人の鷹籐!
少々人間離れしているユサファ様はやはり受だった、王様受って珍しいな、と思いつつ…。にしても、鷹籐は心が広いや。
シリーズの登場人物もきちんと登場。お約束の銃撃戦・カーチェイスも。やっぱりゴージャス!
灼熱の愛に誓って (プラチナ文庫)

灼熱の愛に誓って (プラチナ文庫)

■アースラ×洸(今までのカポ総登場)
祖国で起こったクーデターにより地獄の底辺を見たアースラはいまだに過去にとらわれ、真実を追い続けている。そんな彼の力になりたいとジャーナリストの顔を使って潜入捜査をする洸が真の敵に囚われ、あんなことやこんなことになっちゃうお話。
自分が側にいることがアースラにとってマイナスになるんじゃないかと思い悩む洸がよかった。アースラとの絆が眩しい!
ユサファ様のもとに一堂に会してお茶会を開かれているのがシリーズ集大成っぽくて良かった。受たち、みんな仲良し!
灼熱の疾風にさらわれて (プラチナ文庫)

灼熱の疾風にさらわれて (プラチナ文庫)

■ディリ(誰?)×氷室(誰?!)
シリーズは6冊だと思っていたのに、もう一冊あったことがわかってとりあえず入手。
ディリって誰だ、氷室って誰だ!と思っていたら、ちゃんと過去に出てきてましたね。超年下攻。
ディリ(アースラの弟)×氷室(美樹の同僚の医師)だった。想像もしてなかった以外すぎるカップリングだけど、二人の絡みが少なく、感情移入できねえ…。つうか、頭殴られて意識朦朧としてるのにやっちゃだめだと思う。いくら若いからって…おまえ死んじゃうぞ!!先生も許可したらダメ!!絶対安静!!
新しく氷室も加えて、ユサファ様主催の受たちのお茶会再び。一応シリーズ全カポの絡みがあるんだけど、人数多すぎてとっちらかってる感がして落ち着きがない…。


橘かおる先生は初めて読んだけど、甘くて面白いのでアラブじゃないものを思わずもう一冊おかわり!

華やかなロマンス (二見シャレード文庫)

華やかなロマンス (二見シャレード文庫)

日下(ホテルグループ社長のセレブ)×泉水(超控え目フラワーコーディネーター)
「おまえは何をやってもだめだ」と暗示をかけられ続けた受が、セレブの攻によって本当の輝きを取り戻していくマイフェアなお話。私こういうベタ設定大好きなんで面白かった。
後半は「好きだからこそ和泉に暗示をかけ続けてしまった」伸行のお話も。こっちの方がおいら的には好みだったりする!!


橘かおる先生、好きだ!!(告白)