★★★★☆ あまいアラブはこちらですか【灼熱シリーズ①】灼熱の夜に抱かれて (プラチナ文庫)作者: 橘かおる,亜樹良のりかず出版社/メーカー: プランタン出版発売日: 2004/04/01メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (4件) を見るサイード(サラーラの良い王族様・羞恥心なし)×志岐(気の強い遺跡発掘隊員・羞恥心あり)


熱砂の国サラーラ。発掘隊員の志岐は盗賊に襲われ、媚薬に侵されてしまう。最奥を穿つ昂りを求め、身悶える志岐を助けてくれたのは、国を支配する王族・サイードだった。身体がとろけるような悦楽を与えてくれた彼に心惹かれる志岐。しかし身分の差が気になり、なかなか素直になれない。「監禁して、ずっと愛でていたい」独占欲も露わなサイードに攫われ、連れてこられた豪奢な館で甘い囁きと濃密な愛撫に溺れていき……? ゴージャス・ラブ。(あらすじより)


以前こちらでおススメしていただいたアラブのシリーズものを6冊手に入れました。完結したシリーズものは全部揃ってから読まないと気持ち悪いのでこれも読み倒そう!と張り切ってそろえる。実はこれは海の向こうで読むつもりで用意したもの、旅行はパーだけど気分だけでもアラビアンだぜ!!

第一弾ですが、甘いね。なんつうかラブラブゴージャスです。
出会いはBLでよく見かける『お薬でおかしくなった受を介抱目的であれこれしちゃう攻』でしたが、その後はラブパワー全開で迫るサイード様と『恥ずかしい!』といいつつも受け入れちゃう志岐が良い!受け入れてからの志岐が潔くて男前で、これまたいい!
初作家様でしたが、テンポ良くて面白かった。
読んでる最中『ん?』と気になる人物がちらほらしているんですが、これはシリーズは続くよって言う複線かッ!


なにより、二人にある壁は『身分の差』よりも『羞恥心』っぽい所がおかしかった。このシリーズは読み倒すぜぃ!