★★★★☆  ついに公式に『受認定』なのか…wシャッフル (ラヴァーズ文庫)作者: いおかいつき,國沢智出版社/メーカー: 竹書房発売日: 2009/03/25メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (5件) を見る神宮(クール眼鏡な科捜研研究者・攻)× 一馬(勢いで突っ走る熱い刑事・攻希望)


警視庁に勤める検挙率No.1刑事、河東一馬と、科学技術捜査研究所のクールで優秀な研究者、神宮聡志。ふたりがつき合いはじめて、約一年が経とうとしているが、お互いの間にある『問題』は未だ解決していなかった。ふたりとも相手を「抱きたい」と思っているのだ。いくら好きでも男のプライドは犠牲にできない!そんな「甘い」とは、ほど遠いふたりの関係は、ある殺人事件の犯人に神宮の名前が上がり一変する。神宮は姿を消してしまい、事件を捜査中の一馬は、謎の男に捕われ、妖しい罠に嵌められてしまう…。事件はいっそう深まり、混迷を極めるが…。 (あらすじより)


いつものアレです。
リロード・トゥルース・グロウバック・シャッフルと4作品読んでまいりましたが、一貫して一馬が男色家に狙われています。今回も『悪者に捕らえられた一馬が……助けて神宮!!』がございまして、水戸黄門における8時45分の印篭のような感じでございますな…。
でも4作品中、これが一番好きだ。なんというか、二人に絆みたいなものが生れてるところ、体だけではなくきちんと相棒として思いあう(素直じゃないが)感じもちゃんと出てきて良かったと思う。


後輩のアホは突っ込むよりも一度突っ込まれて出直してきたらいいと思う。一馬涙目。
被害者の教授はあんな理由で殺されてしまったのか、と思うとちょっとやりきれねえ。言葉って大事。


一番アレだったのはあとがきでいおか先生が一馬を「受」として語られていたこと。ああついに認定か、『攻×攻』という煽りはもう使えないね!と思った。