私的・初心者用おススメBLを託してきた

しばらく帰省しておりました。


私が今住んでいる場所は関東よりのとある港町なんですがね。こっちは暖かいけどあっちは寒いと聞いていたので思わずミリタリージャケットを持参してしまいましたが、そんなの着てるやついねえし!!やられたって感じです。でも朝晩は結構冷えたな。ちなみに実家のある県は、久住と尚哉が移住した先(『水に眠る恋』より抜粋)ですが、あまりBLの舞台になる県じゃねえな、とか思ったりして。
しばらく滞在してると、実母が日々のやり場のないストレスを『会話』という形で機関銃のように私にぶつけてくる。しかも方言で。私はこの方言が嫌いじゃないんですが、内容はハードなのに方言のせいでゆるくて可愛く聞こえてしまう…。
関係ないですが、よく『ご当地BL』ってありますが、うちの地方の方言でやったらさぞかし間抜けなものが出来上がるだろうなと思う。いや、このゆるさは嫌いじゃないんだよ!!いつか読んでみたい気もするな…。なんかで変換するか!!


さて、先日『BL初心者に驚愕するBLを読ませてこちら側に目覚めさせる』と意気込んで蔵書を漁っていた私ですが、親切なお友達(当方、コメントを書き込んでくれた方はみな友達になってしまうという素敵システムですのであしからず)ブログに書き込んでいただいて目を覚ましました。
確かに、全くBLというものに馴染みのない大人のお嬢さんに突然、獣姦やら半陰陽やら宇宙人やらを読ませて『BLブラボー!!』という感想を頂けるとは思えませんw
むしろ私の変態具合を再確認させるだけのような気がしてきました…。
なので、ここは初心に帰って『私が泣けたもの、良かったもの、教科書的なもの』を、地元にいる私の相棒ともいえる姐さんに預けてきました。
その姐さんが、数日後にその彼女に会って渡してきてくれるという計画です。移動中の姐さんが職務質問&持ち物検査をされないようにお祈りしておきますw


■□■悩んだ末のチョイス品■□■

言ノ葉ノ花 (ディアプラス文庫)

言ノ葉ノ花 (ディアプラス文庫)

とりあえず自分的定番。お嬢さんが泣くかどうかは分からないが、私的に思い入れの強い作品。中カラーがエロ描写じゃない所もポイント。誤解すれ違いの王道を味わうがいい。余村にシンクロして泣きやがれ!!


キスブルー (ミリオンコミックス85)

キスブルー (ミリオンコミックス85)

キスブルー II (ミリオンコミックス)

キスブルー II (ミリオンコミックス)

1巻の中盤、友坂がオーナーの腰にしがみついて崩折れるシーンで涙するという予想。これも自分的定番で。エロ描写が露骨でないところもポイント。


愛と混乱のレストラン (二見シャレード文庫)

愛と混乱のレストラン (二見シャレード文庫)

寸止めBL、骨格さんのご意見を取り入れて高遠ワールドのライトな部分をチョイスです。しかし内容はかなり切なくて理人にシンクロすると泣ける(私は泣いた)!露骨どころか性描写すらほぼ皆無でありますが、それがより一層この話を良くしてると思ったり!!
エロなしだって十分に切なさやBLの面白さは伝わると思うんだが!


純情ロマンチカ (あすかコミックスCL-DX)

純情ロマンチカ (あすかコミックスCL-DX)

純情ロマンチカ(2) (あすかコミックスCL-DX)

純情ロマンチカ(2) (あすかコミックスCL-DX)

とかいいつつこれですw
上記作品たちといきなりカラーもノリも変わりますが、まあとりあえずこれも定番中の定番ってことでw
この先生の作品はこれしか読んだことないのですが、言葉使いがものすごく切なくて好みです。なめてかかると泣かされるんだぜ。
何巻だか忘れたけど、美咲がウサギさんを見上げて『いつまで一緒にいられるんだろう、自分を宝物のように扱ってくれるこの優しい人と』みたいなことを思うシーンが好きだった!なんかこう、泣けたんだよ!!
テレビシリーズ2期も始まり、盛り上がってるはずなのでとりあえず教科書的な意味合いを込めて1、2巻預けてきた。続きが読みたかったら催促してくれと言い残してあります。個人的にはテロのターン位まで頑張って読んでみてほしいのだが!!


TV版のロマンチカ2期の第一話をみた。オープニングは1期では『花満開』でしたが2期では『キラキラッ』なんですかね!OPで一回り美咲がたくましくなってて、なんかこう強い意志みたいなものを感じさせる描写になっていることが少々うれしかったりして。頑張れ美咲、ウサギさんを守ってやるんだ!

なんだ、私結構ロマ組好きなんじゃん(今さらだが)



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まあ、あれだ。自分的にはもっとこう、ダークなものも読んでみてほしいのだが…入口は明るいほうが徐々に薄暗いほうに歩いていけるよねってことで。反応が怖いが、露骨に顔をしかめて『こ、これは……!恐ろしい人たち!!』って言う人じゃない!はず。反応が怖いような、楽しみのような…ケケケ毛。