★★☆☆☆  激痛を伴う2話目、先生そこまでやらなくてもいいんじゃな(以下略)ラブシーン (リンクスロマンス)作者: 水壬楓子,水名瀬雅良出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス発売日: 2006/03/30メディア: 新書購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (3件) を見る片山(熱い切られ役者)×千波(傷つきやすい売り出し中の役者)  私的痛さ度 : 歴代1・2位を争う


シャープに整った容貌の人気俳優・瀬野千波と、時代劇役者の片山依光は同居人兼セックスフレンド。二人の関係は、つきあっていた男に千波が手酷く捨てられた6年前から続いている。甘やかしてくれる依光を本当の恋人のように思えることもあるが、失恋の傷は深く、千波は本気の恋を恐れていた。そんな折、千波に映画出演の話が舞いこむ。好きな監督の作品だったので喜んで出演を決めた千波だが、千波を捨てた男・谷脇も出演が決まっていて―。 (あらすじより)


突然ですが。痛さの単位は『ハナゲ』だという有名な話がある。歯を抜いたときの痛みは=500ハナゲ、タンスの角に足の小指をぶつけたときの痛みは=200キロハナゲ、分娩の痛みは=2、3メガハナゲだそうだ。とするとこの話(2話目)は1メガハナゲ位じゃないかと思う。その位アイタタタな話だった。

一話目が結構切ない感じで好きだったんですよ、ようやく想いが通じ合って長いトンネルを抜けた千波、って感じで。
二話目もそのつながりですれ違いラブとか来るのかと思いきや…まさかそんな超展開が来るとは思わなかった。くそ、油断した!!一話目ラストでひどい目に遭いかけた千波が本当にひどい目にあう話、途中で片山が助けようとあがくが結局助けることはかなわず手遅れに。その後も千波は最悪な状況に追い込まれて役者生命はおろか社会的にも抹殺される危機に。…なんだか、こういう事件ってリアルでありそうなところが嫌だ!
ここまで徹底的に、社会的に抹殺されそうになる受って見たことなかったので。最後は泣くとか泣けないとかいう話じゃなくて、気分が悪くなってきた。ここまで嫌な気分になったのは『蟲虫の虜(六青みつみ・著)』以来だった…。ちなみに蟲虫のほうが異世界な分救いがあった気がする…。


私的神シリーズの『エスコート』の作者様でした、ちなみにこっちもシリーズ化されているようですが、とても続編を手に取る勇気がないよ!!きっと裁判とか裁判とか裁判とか、マスコミとかマスコミとかマスコミとか…。ドロドロになるんだろうな、千波なんも悪くないのにかわいそうすぎる!!