★★★☆☆   受のイメージは島●作好きなんて言えない! (キャラ文庫)作者: いおかいつき,有馬かつみ出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2008/06/25メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (4件) を見る

日比野(王子様系さわやかデザイナー)×蓮沼(仕事ができる男前の乙女)  蓮沼の乙女度・高 
 

背が高くて精悍で、同性も羨む男前。そんな若きエリート・蓮沼が取引先のデザイナー・日比野に一目惚れ!本音は抱くより抱かれたい――そんな欲望を持つ蓮沼に、日比野の態度は期待したくなるほど思わせぶり。真意が掴めないまま日比野と飲みに行った蓮沼は、翌朝見知らぬホテルで、なんと裸の日比野とベッドにいて……!?(あらすじより)


見た目は男前、仕事もバリバリで誰からも頼られる大人の男・蓮沼はゲイ。じつは可愛がられたい願望を持つ蓮沼は見た目のギャップから甘えることができずに本当に好きになることが出来ない。
そんな折、あまり売れていないデザイナー・日比野と仕事をする。日比野は華やかでいわゆる王子様オーラがキラキラしている素敵男子。自分より明らかに年下で、そんな彼にひそかに恋心を抱いちゃう乙女蓮沼は『どうせ自分は相手にしてもらえるはずもなし、もし相手にしてもらってもどうせ俺が攻めだし〜』とひっそり思うだけに留めちゃうのです。しかし日比野はガンガン蓮沼に懐いてきて、待ち伏せしたり電話してきたりごはん食べようと誘ったり。
真意がわからない蓮沼はさわやか日比野に対してどう対応していっていいのか大混乱…っていうお話。


蓮沼がとても可愛いんですが!!
ただ、イラストのイメージや仕事の姿勢、部下への当たり具合などから、読んですぐの段階で『まだ課長になったばかりの島耕●』と被ってしまった。そうしたらもう最後まで頭の中は『蓮沼=島』の図式が出来上がっちゃって、集中できなかった…。
男前だけどオトメな受!というお話は前に『恋に落ちる記憶/義月粧子・著』で経験していますが、こっちの乙女さんは結構な年で結構な地位の方でした。見た目のギャップから本当の自分を出せないというのはかわいそうだなと思う。日比野氏は見た目と反して中身は結構な男前だし、ナイスカップルじゃないかと思うのですが!