★★★☆☆ 磯谷さんはこんな人でしたか…?薔薇色の罠 (ラヴァーズ文庫)作者: 義月粧子,奈良千春出版社/メーカー: 竹書房発売日: 2007/01/25メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見る

 磯谷(ドSバーテンダー)× 秋吉(ひどい目に会うホテルの次期社長)  攻めのドS度:高


 一流ホテル「帝蔵」の次期社長侯補、秋吉芳隆は、ホテルのバーを建て直すため、業界でも優秀なバーテンダー、磯谷怜史の引き抜きを考える。
しかし、何度足を運んでも、どんなにいい条件を揃えても、磯谷にはあっさりと断られてしまっていた。クールでカリスマ的存在感のある磯谷をどうしても諦めきれない秋吉に、今度は磯谷が条件を出してくる。「ベッドの相手をしてもらいましょうか」プライドの高いエリートの秋吉は、屈辱に耐えながらも磯谷の条件を呑むことにするが…(あらすじより)


以前読んだ「琥珀色の誘惑」のリンク作で、先輩バーテンダーの磯谷さんのお話。前作でもオーナーが「彼はドSで」云々と言っていたように、やっぱりドSとして描かれていましたが…なんかちがう。
ちがうちがう、自分のイメージで磯谷さんはもうちょっと硬い感じがしていたような…。あんなグダグダでいいんでしょうか。
受けの秋吉さんが磯谷にいいようにやられているのが悔しいらしく、事あるごとに心の中で「イ●ポのくせに…」と妄想でほくそ笑んでる姿がアレでした。


おまけ書き下ろしの「琥珀色が薔薇色…」は前作カポのオーナー×圭司君がヨーロッパでイチャイチャベタベタしているお話。オーナー、人格がちょっと変わってしまった?


…私的にはね、琥珀色は結構好きな作品だったのよ。圭司君はかわいいしさ。
なんか、この本は読まなきゃよかった、というより読んじゃだめだったような気がする。リンク作って難しいね。