★★★★☆ メランコリック(ふさぎこんでいる様子)リビドー(強い性的欲求)だそうです。メランコリック・リビドー (幻冬舎ルチル文庫)作者: 砂原糖子,ヤマダサクラコ出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス発売日: 2009/04/15メディア: 文庫 クリック: 10回この商品を含むブログ (11件) を見る日和佐(節操なしのカメラマン、子供は嫌い)×千夏史(亡き兄の恋人である日和佐に片思い中)


あ、この人って春巳に軟膏あげた人だ!


オイラの神様、降臨です。待ってたんだよ砂原先生!
タイトルの感じといい絵師がサクラコ先生といい、これは例の仙介×春巳のアレ関係なのか?と思っていたのだけど、全然違う人が出てきました。
あれ、なんだこれ。なんだこのモヤモヤ……と思っていたら、攻の日和佐は『仙介に乱暴されて転がり込んできた春巳に新品の軟膏を差し上げた』あの節操なしだけど大人の不器用な優しさを醸し出していたカメラマン様じゃありませんか。
もっと早くに気付くべきなのだけど、なんというか全然気づかなかった。というか、スピンオフとしてはあまりに薄味なので『センチメンタル・セクスアリスが死ぬほど好きなので買おう!』と思う人には肩透かしになるんじゃないかと。


先入観を持たずに純粋に楽しめるお話だったんだけど…悲しいかな、おいらは日和佐のような御仁は好きじゃないんだな。残念。
自分の中の本当の心に気づいたあとの日和佐さんの豹変ぶりもちょっとアレです。かなりアレ。
春巳が2度ほど出てきたよ、でもあまりにあっさりと通り過ぎるもんだから本当に通行人みたいな扱いでありました。


なんつうか、仙介と春巳が出口のないすれ違いを繰り返していたんと同時期に日和佐もモヤモヤしてたんだな、と思った。
ネタばれしたくないので詳しく書かないけど、千夏史がけなげでかわいい!君は懐が広い!!
うん面白かった!唐揚げ萌え!!