もともと私は二次創作の世界でこういうのを知り(それでもまだ3年位)、商業誌のボーイズラブというものは全く読んだことがなかったんでありますよ。まずはキャラへの思い入れと愛がないとやってらんねえ!みたいな。
しかし、私のBL人生を創造しちゃったと言っても過言ではない作品に出会い、一気に商業誌に開眼しました。ブログを大変身させるほどの本、それが砂原糖子先生の『言ノ葉ノ花』なんですが、その作品の続編にあたる個人誌を手に入れました。
夏の新刊で、本屋さんじゃ買えないのですが、これは買っとかないと!!


【言ノ葉日和/砂原糖子・著 2008夏コミ新刊】
長谷部と余村が思いを通じ合わせてから半年後のデートの話でした。
何がうれしいって、長谷部視点だったこと!商業誌では長谷部が寡黙な人間という事と余村視点という事もあり、長谷部は何を考えているのかいまいちよくわからなかったのですが、今回は長谷部の心の中をちらちらのぞくことができます。
長谷部が最初どんなふうに余村を意識したのか、どんなふうに焦がれていったのか、どんなふうに彼を想っていたのか。付き合う前の純粋な長谷部の気持ちがきちんと書かれていますよ!


う、うわあああぁ〜tt はせべえええええ!!!

読み終わった後にもう一回商業誌の方を読むと、もっと深くなると思う。今回は長谷部を幸せにしてあげるという企画で書かれたものらしいので、読んでると本当に「よかった、よかったな長谷部〜tt」となってしまいました。
もうお前ら一緒に住んじゃえよ!!!!


最後の文章が終わり、締めの言葉が『HAPPY END』だったのがとどめです。うおおおお!ハッピー万歳!!!
同人誌って自分から積極的に動かないと手に入りづらいし、実際高いものだし。でも商業誌の続きをちゃんと先生が書いてくれることって実はすごい贅沢なんじゃないかなと思ったりした。
というか、このお話は『言ノ葉ノ花』の最後に乗っけるべきではないかと!!100円くらい高くなっていいから乗せるべき!!


ああ、叫んじゃったよ。はー、幸せ。さて、アラブ読まないと。