『若君様のキケンな情事  ☆☆☆☆☆ 危険度・宇宙クラス』

会社社長(家老で嫁だけど攻)×サラリーマン(若殿で部下で受)若君様のキケンな情事 (プラチナ文庫)


落ちこぼれサラリーマンの宣彰は、実は由緒正しき徳王家の若君。親に内緒で会社員しているところに、突然結婚の話が!?家に帰ると三つ指ついて待っていたのは…しゃ、社長!?ちょっと待って、なんでオレが男を(しかもヤリ手のハンサム)嫁にもらわなきゃならないんだよー!若君様、大ピンチ。 (あらすじより)


どうしても読めなかった110ページから読み始め、119ページでオチが分かった。どうしてこう先が読めるのだろう。
というかね、これはなんというツンデレな受でしょうか。
狙いすぎで気持ち悪い、普通、ここまであざとくなれないだろう。
設定は面白いので、もっと力のある作家さんがきちんと料理したら絶対面白くなるのに、もったいないなと思う。ああ、ボロクソ言ってるな自分。とにかくね。


受、こっちに向かって話しかけるなと言いたい。
受けが読み手に話しかけてくるのよ。
でも、コレはかなりキテるBLよ。コレを見て受かわいいとか攻かっこいいとか思える方は超上級者だとおもった。あとがきを見てさらに脱力。飛び交う無数のハートマークを見ると「ああこういう作家か」と思ってしまう。
私には無理だ。サーセン


この作家、あと4冊。